21 Aug 2015
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ひろサンタです。
実は先日、命の危険に晒されました。
と脅してしまいました、
ごめんなさい。
でも冗談ではなかったのですよ。
サンタ営業に当てはめて考えてみました。
朝の通勤中、
路線バスが走行中の私の自転車の
わずか15㎝脇を猛スピードで
通り過ぎたのでした。
ほんのちょっとでも接触していたら転倒、
ましてその瞬間の左側は
コンクリートのカベでした・・・。
この体験から2011年の独立前に
体験したことを思い出しました。
お客様のニーズを理解しないまま
販売してしまっていたのです。
以下、当時の回想。
2010年ころから、運送業界を皮切りに、
①：安全運転教育のため
②：万が一の事故の時の証拠として、
ドライブレコーダの導入が始まりました。
今では業務車両の多くに、そして
自家用車にまで搭載している
人もいるくらい、ポピュラーになっています。
実は独立前にはある中小企業の
IT事業責任者として勤務していました。
そうは言ってもほぼゼロから事業を
立ち上げる、との使命でした。
その中でもわずかながら既存事業もあり、
そのひとつがドライブレコーダの販売でした。
前任者からその業務を引き継ぎました。
売り先は特定地域の〇〇〇協会、
総販売数5,000台超、見込み14,000台、
国から半額の導入補助金が2011年度まで
（実質2万円/台で購入）、
事故時の証拠を残す目的での導入、
うちの提案機種が一番安いから採用された
などなど
実は安くするため（売り易くするため）に
こちらの提案は、
業務用のしっかりした機種ではなく、
ホビー利用目的の個人用だったんです。
それも製造現場すら見たことなく、
開発者の意図も理解しないまま、
韓国製の商品を提案していたのです。
ビックリしました。
案の定、事故があった時のデータは
記録されていないことが頻発しました。
もちろん、お客様はお怒りです。
そうは言ってもデータの再現など
出来る代物ではなく、しまいには、
韓国のメーカからは、
製造中止の連絡が・・・・。
要は、モノ（物体）として
ドライブレコーダを販売していたに
過ぎなかったのです。
補助金はあと1年しかない、
一番安いので今のうちに
売れるだけ売ってしまえ！、と。
データ未記録や電源停止などの
たくさんのクレームに対応している中、
お客様が本当に求めていたものは、
①：安全運転教育のため
②：万が一の事故の時の証拠 のうち、
①の教育を充実させることで
事故の未然防止、
社会の人を傷つけないこと
と、わかったのです。
つまり、
ドライブレコーダというモノ（物体）は
手段に過ぎず、
教育のノウハウを貯めたい、
人材を育成したい、
ヒヤリハットを撲滅したい、
ひいては人の命を守りたい、
とのニーズだったわけです。
前任者はお客様が解決したいことを
理解していなかった、
だから解決のための
商品を売っていなかった、
物体だけ売っていた・・・、という事です。
以降、データ収集機械でしかない
ドライブレコーダは業務用のモノに
置き換えることでデータ収集能力を
高めることはもちろん、
運行データの蓄積、
ヒヤリハットの学習会、
運転手からのレポートなど、
組織としての安全対策体制まで一緒に
構築していきました。
もちろん、
投資費用は2倍以上になりましたが、
お客様は値引き要求どころか、
キチンとお支払頂けました。
その結果、事故が減ったことは
言うまでもありません。
ちなみに私が危険に晒された会社は
この協会には属していません・・・。
お客様の本当の望みを理解して、
叶えて差し上げる。
これまさにサンタ営業です。
この体験はまだ私がサンタ営業に
出会う前の体験ですが、サンタのココロは
既にあなたの中にもあるので、
サンタ営業を学ぶことで
それを引き出すだけなんですよ。
本日は、私の体験談をお伝えしました。
あなたがサンタ営業（営業プログラム）を
開始するにあたって
私の体験が少しでも役に立てば幸いです。
今日も記事を最後までお読み頂き
ありがとうございます。
そんなあなたへのお礼として
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